
猫が舌を出しっぱなしにしていたら夏バテです
猫は、体温調節が苦手な動物です。
しかも、自分で行う体温調節はどれもこれも非効率なんですね。
ですので、なるべく飼い主である私たちが様子をみて、
環境を整えてあげることが何よりも大切です。
通常の体温より2〜3度上がるだけで死に直面してしまう猫です。
「まあ、大丈夫かなあ?」などの気持ちが家族の一員である、
猫ちゃんを苦しめ死なせてしまう可能性があるので注意してください。
■猫の夏バテ 要注意の症状は?
猫ちゃんの様子を観察して、敏感に感じ取ってあげるのも、
飼い主でありお世話係である私たちの大切な役目です。
このような症状が見られたら、猫からのSOSサインですので、
獣医さんに相談して早めに看てもらいましょう!
1.食欲がない、嘔吐・下痢をする
夏バテの症状がでていると考えられます。
お水も飲みたがりませんので脱水症状に注意が必要です。
2.ぐったりしている
老猫は暑いとすぐにぐったりしてしまいます。
老猫は体力もなくパンティングもできない場合がありますので、
ぐったりとなっていたら、すぐに対策をとる必要があります。
もちろん、老猫だけではなくぐったりしている時には、
なにかしら調子がよくない場合がほとんどですので、
見逃さないようにしましょう。
3.呼吸が浅くて速い
これは、「パンティング」という呼吸方法で体を冷やそうとしている状態です。
「暑がっている証拠」です。
放っておくと体力も奪われ、感染症に陥りやすくもなります。

猫は夏に弱いので、日ごろから見守ってあげましょう
4.口を開けて舌を出している
舌からも熱を放散している状態です。
かなり「暑がっている」といえます。
5.体温が高い
41度を超えていると大変危険な状態です。
脳に障害が起きる可能性があります。
放っておくと死んでしまう場合があります。
体温を計るためにペット用体温計は常備しておくと安心です。
6.よだれを垂らす、泡をふく
非常に危険な状態です。すぐに病院へ直行しましょう。
7.ひきつけのような症状がでた
これもかなり危険な状態ですのですぐに病院へ。
これらの症状がひとつでもあったら夏バテの可能性がありますし、
生死に関わる場合も多いですので、
病院へ連れていくようにしましょう。
■参考
・猫が熱中症、熱射病のようだ
・猫 夏バテしやすい理由
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タグ:猫夏バテ
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